風の骸 (かぜのむくろ) ・・・・・ あるがままに

過ぎ去りし時を愛でるがいい今の私があるのだから 過ぎ去りし時を偲ぶがいい今の私があるのだから 白檀の香り麗しき掌あわせ目を閉じる 過ぎ去りし時を嘆くでないぞ今の私があるのだから  深遠なるは過ぎ去りし出来事今の私をみつめるがいい 空虚なるは過ぎ去りし出来事今の私をみつめるがいい  白檀の香りただ甘く心無にして縁を願う 過ぎ去りし人を恋うるがいい今の私があるのだから

白い紫陽花

拾い集めた思い出は 甘酸っぱい味がして
忘れきれない思い出は ほろりと苦い味がする
人生いつもラブソング 恋物語は歳の数
雨には雨のラブソング 白い紫陽花なお白い


無題 白い紫陽花 が
  1. 2017/06/10(土) 00:00:00|
  2. その他

水と語ろう

水がもっとも美しい 姿をどこに見るだろう
光りを吸っては吐き出して 青い地球が持続する
自然(じねん)に呼吸を重ねれば 歳月もはや艶やきて
心が豊かに満ちるなら 老いは静かで美しい


無題 うみ

無題 池

無題 吹き割りの滝
  1. 2017/05/20(土) 00:00:00|
  2. その他

藤棚の下で思うこと

昨日の夢は今日の空 花を愛でるは心根か
天あり地あり人ありき 風に吹かれて前を向く
天に心を空(くう)として 大地に温もり感じよう
人には心柔らかく 心に心こころ許さず

無題 ふじ が

無題 白富士 が

無題ふじ3 が


  1. 2017/05/05(金) 00:00:00|
  2. その他

俳句 春 (春 その九)

無題 俳句春 画

たまさかの逢瀬に淡き夕桜   
春の闇君声もなく笑んで去り  
君追へばするりと逃げる春の風 
お水取素泊まりの君紅落とし  
寂なるは白一輪の梅の花    
待つことが恋の極意や黄水仙  
大寺の春に浮き立つ法(のり)の声 
人生は今日が初日や梅の花   
永き春過去が寄り添ふひとり酒 
風止んで春産み落とす海の月  
偶然は運命のかけら春の夢   
眉手入れ少し桃色春の雪    
ビル谷間重き春月のぼりきり  
かたくりや雑木の音に反り返る 
卒業の記憶に温し片想い    
老ひらくの恋もうたかた散り桜 
夜桜に君はいつもの凭(もた)れ癖 
潤む目や酔ふて帰せぬ朧月   
春の日の線も柔らに伎芸天   
春霞山それぞれの色をなす   
月夜野や桜一樹を照らしおり  
今朝死せば見るに見られぬ花篝 
赤子泣き老婆ほほえむ二月尽  
春風を梵音と聴く仮住まひ  
酒好きが墓碑に酒注ぐ彼岸かな 
花時の樹より艶めく雪の粒   
春風やかもしれないにひきずられ
水流る音せし大樹春の闇    
椿落ち色なほ深き青磁あり   
時刻などいらぬ浮世や老ひの春 
いちご摘み食べさせ合ひて不意の接吻(キス)
恋を得し春愁未だ老いやらず  
葉桜に女の愁ひありにけり   
老ゆるとは晩年知らず松の花  
優しさはエコーの胎児花の雨  
瘤の樹に水音聞こゆ春の夜   
西行の恋の詩が好きスイトピー   
めだかの子光りの束に透けにけり 
ときめきや幾つになっても春は春 
人妻の移り香花の夜なりけり   
若葉萌ゆ初めの恋はうすみどり  
十薬や猫には猫の家族あり    
捨ててこそ見ゆる道あり竹の秋  
牡丹散る青磁ほのかに艶めけり  
追ふ女も待つひともなく暮れの春 
こじはるの去りて昭和や春の風   
薔薇を摘む少女手負いの傷をなめ
繚乱の薔薇を摘みたる少女かな
老年と覚えなきもの初燕     
春深し日々を迷ひて今日の酒   
落ち椿生臭き赤そのままに
落ち椿新鮮にして脈を打つ  
山椒の新芽に酔ひて蕎麦啜る    
(ひこばえ)や縁は切らずに結ぶもの
  1. 2017/04/25(火) 00:00:00|
  2. 俳句

春が逝く

愛しき人を追いやって 日々の暮らしに気を病むが
情が絡んだ出来事を 近頃ふいと思い出す 


無題 さくら 画

  1. 2017/04/10(月) 00:00:00|
  2. その他
次のページ