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風の骸 (かぜのむくろ) ・・・・・ あるがままに

過ぎ去りし時を愛でるがいい今の私があるのだから 過ぎ去りし時を偲ぶがいい今の私があるのだから 白檀の香り麗しき掌あわせ目を閉じる 過ぎ去りし時を嘆くでないぞ今の私があるのだから  深遠なるは過ぎ去りし出来事今の私をみつめるがいい 空虚なるは過ぎ去りし出来事今の私をみつめるがいい  白檀の香りただ甘く心無にして縁を願う 過ぎ去りし人を恋うるがいい今の私があるのだから

苦しいよ

孔子孟子の世は遠く 昭和もすっかり色あせた
布団をかぶって考える 時の流れが疎ましい 
スマホを持たずに暮らすのも パソコン要らずで過ごすのも
頑固者では済まされず 窒息しそうな今日の風


画悲しいよ 

  1. 2020/07/10(金) 00:00:00|
  2. その他

あぢさゐ

移りに白きあじさいの 老いを重ねて雨に濡れ
明日と云う日は見えぬまま 今の刻さえ持て余す
耳に馴染んだはやり歌 声にだすのもはばかりて
思い出ばかりが滲む夜 干して涙の小盃
(こさかずき)

無題あぢさゐ が

  1. 2020/06/20(土) 00:00:00|
  2. その他

俳句 春 ( 春 その十二 )

俳句12 画

落椿石の上より禅を説く
残る雁老ひの悲喜劇あるやなし
身をそらし闇へやみへと蛍烏賊
おんな傘借りて濡れゐる春の雨
待つことの豊かな時や春ともし
行く先を告げぬ母あり涅槃西風
激流の石ころ拾ふ老ひの春
朧夜の君が窓辺に浅葱色  
朧夜や窓辺の君を深くせり
北窓を開けて娘の朝化粧
彼岸会や忘るることの難しき
酒少し遠き海鳴り春を聴く
一夜とて情にもつれし浅き春
棚霞水平線を遠くせり
芍薬の白き墓前や父若し  
花咲くや悲しきほどに急がしき
隣あひ酒を交わすも花の縁 
牡丹咲きやがて崩るる時のあり 
身をよじり風にうたふや揚雲雀 
夕霞富士を隠すや露天の湯   
花見の夜化粧直すもこの胸に  
うたた寝に春風やさし膝枕      
薔薇の香の科学に解けぬ恋心     
子雀や敵は昨日の自分です      
つくし摘む孫にも暮れの来てゐたり  
ひと粒の胴吹き桜色深し
亀鳴くや俄役者の恋台詞
花盛る染井吉野は実を持たず
無我を知る崩れ牡丹に棲む仏
時めぐり人創られし花の色
世は流れ常は変われど花に酒
恋多き女優の濡れ場桜燃ゆ       
花辛夷眺む深山の逢瀬かな  
鬼薊おんな失意の嘘をつく  
いたづらに心浮かせる春の雨
鉄針線越へゆく蝶の色白し
ふらここを揺らせし度に孫の笑み
紅を刷き燕酒屋の軒を発つ      
妻戻り残り香浮きし春の夜半
杜若ひとはけあをし濡れゆけり
実桜や過去の過ち染む暮色 
目刺し焼く酒呑み夜夜の夢に酔い
ゆく水に山葵ひといろ花をもつ
芹なずな春を尽くして寺巡り

  1. 2020/05/31(日) 00:00:00|
  2. 俳句

薪を焚べる人

今ある文化をやぶにらみ 孤独を強く感じとる
かすかな種火で過ごす日々 “これでいいさ”とうそぶいた
遠い昔の爺婆の 澄んだ瞳がうとましく
静かに老いていきたいが 薪を焚べる人がいる


無題 薪をくべる 画

  1. 2020/05/20(水) 00:00:00|
  2. その他

2020皐月賞

コントレイルかサリオスか 観客なしの皐月賞
老いても私の血は燃える あの日のように熱くなる
有馬1977の テンポイントとトウショウボーイ 
ライバルがいるということは なんと素敵なことだろう


無題コントレイルが
                                     写真 インターネットより




  1. 2020/04/20(月) 00:00:00|
  2. その他
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